『おやゆびひめ』

文:三木 卓
絵:荒井 良二
発行:講談社

荒井良二さんの絵がとても好きな私です。

娘たちが小さいころ、Eテレのプチプチアニメ枠で荒井良二さんの「スキマの国のポルタ」というアニメが放送されていました。
ナレーションは俳優の吉岡秀隆さんで、ゆるーくやわらかな印象のこの作品が大好きでした。

そんな荒井良二さんが「おやゆびひめ」の世界を表現しています。

「おやゆびひめ」のお話を忘れてしまったお母さんたちもいらっしゃると思います。私はその一人です。お金持ちらしいもぐらさんのくだりがちょっと嫌だったとか。。。。そのくらいの印象で。

なので、今回、少し考察してみました。
いろんな動物たちとの出会いと別れによって人生を翻弄されるおやゆびひめ。
しかしいつも懸命に生きている。不自由な社会で生きていくには、ある意味必要なことではあります。
でも、本人はもうちょっとしっかりしなくてはいけません。
特に、現代では。
自分の意志で居場所をみつけて、その人なりの幸せを見つけてほしいと思います。

・・・とはいえ、おやゆびひめが書かれた時代には、希望の物語だったのでしょうね。

本日の写真と紹介文の担当:🌙

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